【2ヶ月の長期一時帰国】おすすめsim4社を徹底比較  

【2ヶ月の長期一時帰国】おすすめsim4社を徹底比較  

日本に一時帰国となると日本用で使う携帯のsimはどこにしようかと悩んでいました。

在米歴7年目、今ではesimが使えるようになったことで劇的に便利になりました。

日本に到着したら、ボタンひとつで回線を切り替えすぐ携帯が使えます

ポケットwifiを借りる必要も空港で受け取る必要もありません。一度esimを利用したらもうesim以外は使えなくなるほど便利です。

選択肢は4つ。

※2023年7月よりpovoが海外利用可能になりました

4社の比較

電話番号事務手数料esim電波代表的なプラン料金通話料金月額最低コスト
(維持費)
海外SMS特徴
povoありなし対応au1G(7日)390円
3G(30日)990円
20G(30日)2700円
必要な時に追加
トッピング制
22円/30秒0円
※36円
2023年7月から開始課金なしで回線維持が可能なのはpovoだけ
楽天モバイルありなし対応楽天+パートナー回線(au) 3Gまで980円
20Gまで1980円
無制限 2980円
使用データ容量にて月額料金が決定楽天リンクアプリ(専用アプリ) 国内無料980円可能無制限プランがお得
日本通信あり3,300円対応ドコモ1G 290円
10G 1390円
20G 2178円
利用開始日が料金月の初日としてカウント11円/30秒290円可能海外SMSが可能、月額290円で回線キープが可能
HISモバイルあり3,300円対応ドコモ1G 550円
3G 770円
7G 990円
20G 2190円
利用開始日が料金月の初日としてカウント9円/30秒290円可能100MB未満の月の
維持費は290円

※基本料金0円ですが、180日以内にトッピングの購入が必要。最安値のトッピングは220円。(月額換算すると約36円)

simを決める必須条件

  • esim
  • 電話番号付き(SMS可能)
  • 事務手数料・解約料なし、契約期限の制約なし
  • 維持費の安さ
  • 滞在先にwifiが無い場合は無制限選択可能

上記の条件で絞っていけば、最適な選択肢はpovo楽天モバイルに絞られていきます

また、povoはトッピング制楽天モバイルは使ったデータ量で金額がきまるので、どちらも月の途中に契約しても困らないサービスといえます。

月をまたいだせいで2ヶ月分料金がかかってしまう心配もないので、海外在住者にとっても使いやすいサービスです。

劇的な利便性 esim

esimが利用可能な携帯であれば、圧倒的にesim利用が便利です。

esimであれば日本用、海外用と複数回線を持つことが可能で、ボタンひとつで回線を切り替えることができます

iPhoneであれば「iPhone XR」以降の機種はeSIMに対応しています。

esimの対応機種(povoの公式サイト)

※esimの利用にはSIMフリーの端末が必要です

esimとは、スマートフォンの端末本体に組み込まれたsimのことで、今までのようにsimカードの差込が必要ありません。

元からスマホにesimが内蔵されています。通信プランの契約はすべてオンライン上で手続きが完結、すぐに利用可能になります。

simの差し替えが必要ないので、物理simを受け取る必要もなく紛失する心配も保管する必要もありません。

オンラインで契約が完結し、回線が追加されるとすぐに利用することができます。

電話番号はSMSのために必須

日本で携帯を使う場合、wifiだけでは不十分。日本用の電話番号は必須

本人確認やパスワード送信などで電話番号を使ったSMS認証が当たり前になっています。

頻繁に使うものではないにしろ、できないと不便なので電話番号付きプランが必須です。

手数料、契約期間の制限

日本にいる期間のみ携帯を使いたいので、できるだけコストは抑えたいところ。事務手数料や解約手数料、契約期間の制限がなく契約できるところが最適です。

povoと楽天以外にも、ラインモahamo なども手数料や契約期間の制限がないところが増えています。

短期間の間に契約や解約を何度も繰り返すと契約が不可になる可能性もありますので、維持できるプランの検討が必要です。

持続可能な維持費

維持費の安さでいうとpovo一強で、これ以上に安く維持できるsimはいまのところありません

180日以内に課金(トッピング購入)が必要ですが、最安値のトッピングはsmash使いたい放題パック(24時間)の220円です。→終了のため、現在最安値はデータ使い放題24時間の330円です。

330円を払えば、さらに180日は0円で維持できます。

ほぼ維持費がかからず日本用の回線・電話番号が維持できます。

無制限プランの選択肢

滞在先や実家にwifiがない場合は無制限プランが必須

無制限プランとなると楽天モバイルが有力。2980円という安さで無制限なのは楽天の大きな強み。

無制限か20G以上使う場合は楽天モバイルが最適。

対して、povoもデータ使いたい放題で330円のトッピングがあります。使えるのは、24時間だけ。

24時間ですが、「当面の間は翌日の23:59まで利用できます」という規定となっています。(今後変更の可能性あり)

日付が変わってすぐにトッピングを購入すると、次の日の23:59まで使えるということです。つまり約2日間使いたい放題が使えます

2日に1回使いたい放題のトッピングをすれば、月額4,950円で無制限で使えることになります

利用開始から24時間に規定が変更されたので、トッピングのタイミングに注意です

1ヶ月未満の場合や、日によって無制限を使いたい、などとにかく応用がきくのがpovo

povoと楽天モバイルのまとめ

povoが最適な方

・コストを抑えて日本の番号を維持したい

海外で日本の番号のSMSが使えなくても問題ない→2023年7月から海外使用可能になりました

楽天モバイルが最適な方

・滞在先にwifiがない、20G以上利用したい、海外でもSMSを受け取りたい

・月額980円の維持費が許容範囲

海外在住者の多くの方にとって利用しやすいpovo楽天モバイル。目的別に選べば最適な選択ができるでしょう。

日本通信とHISモバイル

日本通信とHISモバイルは、格安の維持費で海外でもSMSが使えるというメリットがありました。

海外でもSMSを受取りたい人には大きなメリットがあった2社です。

ですが、2023年7月20日よりpovoが海外対応を開始した為に、海外のSMS受信がpovoで可能になりました。

1G3G7G10G20G
povo390円(7日間)990円(30日間)2,700円(30日間)
日本通信290円
※1GB/220円で追加可能
730円1,610円1,390円2,178円
HISモバイル550円
※100MB未満の月は290円
770円
※1GB/200円で追加可能
990円1,590円2,190円

日本通信HISモバイルは事務手数料が3,300円、esimの申込後、住所確認コードの郵送に3,4日かかります。

格安の通話料と料金体系はpovoに引けをとらないほどであるものの、事務手数料や手続きのプロセスを考えれば一時帰国用はpovoが最適でしょう。

逆に日本だけ、もしくは日本メインで利用するのであれば、povoよりもコスパが良いのが日本通信HISモバイルです。

まとめ

esimができるようになったおかげで、海外在住者にとって非常に利用しやすくなりました。

滞在先の電波との相性は実際に使ってみないとわかりませんので、いくつか候補を知っておくといざという時に困りません。

各社の特徴を比較しながら目的別に賢く選びましょう。